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グレープフルーツの賞味期限と冷凍・冷蔵保存方法と5つのレシピを管理栄養士が解説♪

グレープフルーツといったら、私はもっぱら絞ってジュースにするかお酒に混ぜるかなのですが、もちろんそれだけが使い道ではありません。ゼリーや他のデザート、サラダや料理の味付けとしてもグレープフルーツは使われています。

ほどよいあの酸味には体に良い効果がたくさんあります。ビタミンCが豊富なのでがんや風邪の予防や美肌、疲労回復効果が期待できるのです。リコピンも多く含まれているため、動脈硬化の予防もしてくれます。

しかし、注意しなければならない点もあります。高血圧などで血中の濃度を下げる薬を飲んでいる人は、グレープフルーツを食べると薬が効きすぎてしまう恐れがあるのです。

該当する人は食べる前にかかりつけの病院で大丈夫かどうか確認しておくことをおすすめします。この記事ではグレープフルーツの保存方法や消費期限、おすすめレシピなどをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

グレープフルーツはどれぐらい日持ちする?賞味期限は冷蔵で3~4日、冷凍で1か月!

新鮮なものを選ぶコツは、まずは大きいものを選びましょう。熟しているほど大きくて美味しいです。他には、皮に張りがあって重量感のあるものを選ぶようにしましょう。

グレープフルーツの保存方法

それでは、ここからグレープフルーツを上手に保存するための3つの方法を紹介していきます。

冷凍の場合

まず、皮と薄皮を取り除きます。(※上手な取り除き方は下記のワンポイントアドバイスにて解説しています)ラップを敷いた金属トレイに1房ずつ並べていきます。このとき、果肉同士をくっつけないようにしてください。

その後、冷凍庫で凍らせたら、ジップロックなどの保存袋に入れてまとめて保存が可能になります。消費期限は1か月ですが、なるべく早く2週間以内には使い切るようにしましょう。

解凍方法は凍ったまま食べるか、ジュースやゼリーなどに使用してください。

冷蔵の場合

乾燥を防ぐためにポリ袋にまとめて入れます。そのあと、野菜室へ入れて保存します。消費期限は3~4週間ですが、なるべく早く1~2週間以内には使い切るようにしましょう。

ジュースにして冷凍する場合

果肉を絞り、ジュースとして保存する方法もあります。製氷皿に入れて凍らせたら、ジップロックなどの冷凍用の保存袋にまとめて移し替えて保存しましょう。

小分けしない場合は保存用の袋に入れてしっかりと口を閉じて冷凍することも可能です。

グレープフルーツの注意点

常温での保存は、夏場はぜったいにおすすめできません。

寒い時期などは、常温でも保存できるにはできますが、3日以内に食べきる予定がないようならば、野菜室で保存するようにすると傷む心配がなくて安心です。

常温での保存はなるべく避けるようにし、冷蔵か冷凍のどちらかを選択するようにしてください。

保存したグレープフルーツを使った5つのメニュー

グレープフルーツのゼリー

さっぱりして夏にもってこいのデザートです。疲れがたまったときにも◎

【材料】
・グレープフルーツ1個
・100%グレープフルーツジュース200cc
・レモン汁50cc
・水250㏄
・砂糖100g
・ゼラチン10g

↓作り方↓
①グレープフルーツの皮を剥きます。※その時に出た果汁(ジュース)もとっておいてください。
②鍋に水を入れて沸騰間際まで沸かしてから、砂糖とゼラチンを入れてよく混ぜ合わせます。
③鍋を火からおろし、荒熱をとります。
④その鍋にグレープフルーツジュースと果肉、果汁、レモン汁を入れてよくかき混ぜてください。
⑤ゼリーを作る容器に入れていきます。
⑥サランラップをして冷蔵庫で固まるまで(だいたい5時間ぐらい)冷やしたらできあがりです。
※お好みでミントを上に乗せて作ると、見栄えがよくなります。

グレープフルーツのシロップ漬けヨーグルト

あの酸っぱさが苦手という方は、甘さをプラスすると食べやすくなりますよ。

【材料】
・グレープフルーツ1個
・はちみつ大さじ3
・ヨーグルト適量

↓作り方↓
①グレープフルーツの外皮と薄皮を剥きます。
②ボウルに果肉とはちみつを入れて、軽くかき混ぜてください。
③サランラップをしてそのまま冷蔵庫で半日ほど寝かせます。
④ヨーグルトに乗せたらできあがりです。

グレープフルーツとアボカドのサラダ

サラダにしても美味しいですよ。アボカドとの相性も抜群です♪

【材料】
・グレープフルーツ1個
・サラダチキン1個
・アボカド1個
・ミニトマト8個
・きゅうり1本
・レモン汁適量
・オリーブオイル大さじ1
・塩コショウ適量

↓作り方↓
①グレープフルーツの外皮と薄皮を剥きます。
②サラダチキンを適当な大きさ切ります。
③アボカドの皮を剥き角切りします。
④ミニトマトを半分に切ります。
⑤キュウリは少し厚めの輪切りにします。
⑥ボウルにオリーブオイルとレモン汁を入れて軽く混ぜ合わせます。
⑦サラダチキン、ミニトマト、キュウリを入れて混ぜ合わせます。
⑧アボカドとグレープフルーツの果肉を加えましょう。
⑨塩コショウで味を調えたらできあがりです。
※調味料はお好みに合わせて加減ください。お酢を少量加えても美味しいです。

グレープフルーツと生ハムのサラダ

彩りも良く、味も良し◎とてもワインがすすみます♪

【材料】
・グレープフルーツ1個
・生ハム1パック
・ブロッコリースプラウト1パック
・レタス1/4個
・バルサミコ酢小さじ1~2
・オリーブオイル小さじ1~2
・塩コショウ少々

↓作り方↓
①グレープフルーツの外皮と薄皮を剥きます。
②ブロッコリースプラウトの根の部分を切ります。
③レタスを洗い、適当な大きさにちぎります。
④バルサミコ酢とオリーブオイル、塩コショウをよく混ぜ合わせます。
⑤お皿にレタス→生ハム→グレープフルーツ→ブロッコリースプラウトの順に盛りつけていきましょう。
⑥作ったドレッシングをかけたらできあがりです。

自家製サングリア

フルーツたっぷりの美味しいワインを家庭でも簡単に作れちゃうんです。

【材料】
・赤ワイン750ml
・グレープフルーツ1個
・キウイフルーツ1個
・バナナ1個
・オレンジ1個
・りんご1個
・缶詰のパイナップル1缶

↓作り方↓
①グレープフルーツとオレンジは皮を剥いておきます。
②キウイフルーツとバナナは皮を剥き、1口大に切りましょう。
③りんごも同様に皮を剥き、1口大にします。
④缶詰のパイナップルも1口大ほどに切っておきます。(シロップは使用しません)
⑤ワインが入る瓶やデキャンタを用意し、果実をその中に入れていきます。
⑥その上からワインを注いでください。
⑦丸1日ほど漬け込んだらできあがりです。
※フルーツはお好みで色々追加したり(イチゴやブドウなど)変更しても大丈夫です。
缶詰のパイナップルにしたのは、生のものだと処理が面倒なだけで他の意味はありません。

ワンポイントアドバイス

グレープフルーツの皮を超簡単に剥く方法をご紹介します。本当に簡単に剥けるようになるので、ぜひお試しください。

↓やり方↓
①まず、グレープフルーツの黄色の皮を剥きます。
②その後、1房ずつに分けてお皿に乗せます。
③ラップなどなにもかけずに、冷蔵庫で皮の部分がかぴかぴになるまで放置します。
④乾燥した皮がするっと剥けるようになり、綺麗に果肉を取り出すことができます。

まとめ

健康促進に一役買ってくれるグレープフルーツですが、なかなかそのまま食べるというのは特に男性は抵抗があるようです。子供や旦那に食べてもらいたいけどどう食卓にだしたらいいのか迷っている方、ぜひこちらのレシピを参考にしてくれたら嬉しいです。

ワイン好きな旦那さんならサングリアを。甘いもの好きなお子さんならゼリーやシロップ漬けを。生のままとはちょっと味が違うグレープフルーツならもぐもぐ食べてくれるかもしれませんよ。

もちろん、ご自身の健康と美容のためにもぜひグレープフルーツを上手に活用してくださいね。