未分類

かつお節の賞味期限と冷凍・冷蔵保存方法と5つのレシピを管理栄養士が解説♪

子供の魚離れが言われているなか、かつお節は手軽に食べることができるので重宝する食材のひとつです。

EPAやDAHが豊富なだけでなく、カルシウムやマグネシウムも含まれているので、脳細胞の活性化や骨が丈夫になるなど、食べたらいいことばかりなのが嬉しいですよね。

子供だけではなく、大人もかつお節を食べることでアンチエイジングや疲労効果を得られることができます。我が家では魚を子供に食べさせたいときは、かつお節かしらす、鮭が定番。常備しておくと手軽に魚を摂ることができるので便利です。

では、かつお節の保存方法はどのようなものが適切なのでしょうか?乾燥しているので消費期限はなさそうですが、あるのでしょうか?この記事ではかつお節の保存方法や実際に私が作っているレシピをご紹介します。

かつお節はどれぐらい日持ちする?賞味期限は冷蔵でも冷凍でも同じ1年!

かつお節は豆腐やほうれん草、お好み焼きに添えたり、出汁に使用できたりと、かつお節は色々な料理に利用できます。賞味期限も1年ほどと長く、ストックしておくとなにかと便利な食材です。

ひとえにかつお節といっても、色々な商品が売られています。大袋のものや、小分けになっているもの、量が少ないものなど……。

いくら消費期限はなく賞味期限も長いとはいえ、開封してからは早めに使い切りたいものですよね。使用頻度によって、大袋なのかそれとも小分けや小袋にするか考えてから購入するようにすることをおすすめします。

かつお節の保存方法

冷凍の場合

開封して残ったかつお節は、すぐに使わないようならば冷凍しておけます。かつお節がつぶれない程度に袋の空気を抜いてから、輪ゴムで口を留めましょう。

冷凍用の保存袋に入れておくと、より密閉されるのでおすすめです。なるべく冷凍庫の奥の方に置いておくようにしましょう。

消費期限は1年と長いですが、あまり長期にわたって保存しているのはおすすめしません。個人的な意見ですが、できるだけ3か月以内には使い切るようにしましょう。

冷蔵の場合

開封後、すぐまた使う予定があるのなら冷凍よりも冷蔵で保存しましょう。保存方法は冷凍と同じで、かつお節がつぶれない程度に袋の空気を抜き、口を輪ゴムで留めます。

消費期限は1年ですが、冷凍と同じく長期保存は衛生面で少し気になります。こちらも個人的な意見ですが、1か月以内には使用するように心がけましょう。

常温の場合

未開封のものは常温で保存が可能です。パッケージは取り除いてしまっていても個包装されているのでしたら、常温で保存できます。

賞味期限内に使い切れるように、個包装での保存の場合は、袋に賞味期限を記入しておくと使い忘れを防ぐことができます。

かつお節の注意点

かつお節は水気や湿気を嫌います。湿気が多い場所や水がかかりそうな場所などには保管しないようにしましょう。

保存袋に入れておくと二重になり、空気や水に触れるのを妨げてくれる効果があります。少々面倒でも開封済みのものは、保存袋に入れるようにすると、傷みの心配が減りますよ。

かつお節を使った5つのメニュー

ほうれん草のおひたし

付け合わせによく作ります。鉄分豊富なほうれん草をたっぷりとりたいときにおすすめです。

【材料】(2、3人分)
・ほうれん草1束・
・油揚げ1枚
・かつお節適量
・醤油大さじ1
・みりん大さじ1
・砂糖小さじ1

↓作り方↓
①油揚げを湯通しします。
②キッチンペーパーで油揚げの水気をよく拭き取り、細切りにします。
③沸騰させたお湯に油揚げを入れ、1分ほど煮てから取り出します。
④油揚げを取り出したお湯によく洗ったほうれん草を茎の方から入れて、1分ほど茹でましょう。
⑤ほうれん草をさっと冷水につけた後、水気をよく絞ります。
⑥油揚げもほうれん草と同様に、キッチンペーパーなどで水気を取ります。
⑦ボウルに油揚げ、ほうれん草、醤油、みりん、砂糖を加えよく混ぜ合わせます。
⑧器に盛りつけ、かつお節をかけたら出来上がりです。
※お好みで刻み海苔をプラスしても美味しいです。
調味料の量は好みがありますので、お好みに合わせて調節ください。

大根とツナのサラダ

子供に魚を食べさせたいときによく作るメニューです。大根の食感が良いのか、もりもり食べてくれます。

【材料】(2、3人分)
・大根1/3本
・ツナ缶1缶
・かつお節適量
・刻み海苔適量
・青じそやごま、ワサビなどお好みの和風ドレッシング適量

↓作り方↓
①ピーラーで大根の皮を剥きます。
②大根を千切りにします。
③大根にひとつまみの塩を振りかけた後、20分放置します。
④水が出てくるので、絞ったりキッチンペーパーなどで拭き取ります。
⑤ツナ缶の汁を切ります。
⑥ボウルに大根とツナ缶を入れ、よく混ぜ合わせましょう。
⑦皿に盛りつけ、かつお節、刻み海苔をお好みの量のせます。
⑧ドレッシングをかけてできあがりです。

キュウリとしらすの梅かつお和え

暑い夏やおつまみとして重宝しています。梅とかつおの風味がクセになる味です。

【材料】(2、3人分)
・きゅうり2本
・しらす大さじ2
・梅干し1個
・かつお節大さじ1~2
・塩、醤油適量

↓作り方↓
①キュウリを一口弱の大きさに切ります。
②保存袋にキュウリと塩ひとつまみ加えてよく揉みこみます。
③そのまま10分放置してください。
④梅干しの種と取り除き、包丁で軽くたたきます。
⑤キュウリを保存袋から取り出し、水気をキッチンペーパーで拭き取ります。
⑥ボウルにキュウリと梅干、しらす、鰹節を加え軽く混ぜ合わせます。
⑦お好みで醤油で味を調えたら完成です。

お好み焼き

たまに無性に食べたくなるお好み焼き。家に常備してあるもので簡単に作れて、子供にも人気のメニューです。

【材料】(2、3人分)
・千切りキャベツ200g
・青ネギ3~5本
・豚こま100g※海老やイカなど、お好みの食材でもOKです。
・小麦粉100g
・かつおだし大さじ1
・天かす大さじ2、3
・卵1個
・水120cc
・お好み焼きソース、マヨネーズ、かつお節、青のり適量

①青ネギを細切りにします。
②ボウルに小麦粉とかつおだし、卵、水、天かすをよく混ぜ合わせます。
③キャベツとネギ、具材(豚こま)を加えて再びよく混ぜ合わせましょう。
④油を熱したフライパンにお玉いっぱい分の生地を入れて焼きます。
⑤中火で5分ほど焼きます。※加熱時間は様子を見て調節ください。
⑥ひっくり返してもう一度5分焼きましょう。
⑦竹串をお好み焼きにさして中身がくっついてこなかったら焼きあがりです。
⑧お皿に盛り、お好み焼きソース→マヨネーズ→青のり→かつお節をかけて完成です。

キャベツの塩昆布和え

【材料】(2、3人分)
・キャベツ1/2玉
・塩昆布大さじ2
・めんつゆ適量
・かつお節適量

↓作り方↓
①キャベツを食べやすい大きさに切り、よく洗いましょう。
②耐熱皿にキャベツを乗せ、ラップをして電子レンジで4分蒸します。
③荒熱が取れたらボウルに入れ、塩昆布、めんつゆ、かつお節を加えます。
④よく混ぜ合わせて更にもらったら完成です。
※めんつゆの量は味を見ながらお好みで調節ください。

ワンポイントアドバイス

かつお節は料理の邪魔をあまりしない食材です。サラダやお浸しはもちろんのこと麺類などにも合いますので、魚不足だなと感じたときにはぱっと振りかけて食べるのがおすすめです。

まとめ

魚不足を補うには、かつお節が大活躍です。魚はちょっとお高めですが、かつお節はお求めやすい値段だというのも魅力のひとつですよね。

健康促進に一役、二役もかってくれるかつお節を毎日のメニューに取り入れてみてはいかかでしょうか?一年後には健康診断の結果が劇的に変わっているかもしれませんよ?