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そら豆の賞味期限と冷凍・冷蔵保存方法と5つのレシピを管理栄養士が解説♪

歯ごたえのある食感と、独特な青臭さが特徴のそら豆。料理の食材として彩りとしても使え、ドレッシングなどをつけてそのまま食べられる便利な野菜。今回はそのそら豆の栄養・冷凍・冷蔵保存方法、そしてレシピついてご紹介します。

そら豆の基礎知識

ここではそら豆の基礎知識についてお伝えします。栄養や効果、選び方や旬などを参考にしてください。

そら豆の旬

そら豆は一年を通して購入できますが、旬は4月〜6月の春から梅雨が明ける初夏まで。そら豆は地方によって四月豆、五月豆、夏豆、雪割豆などの呼び名があり、旬が少しずつ違うことを表しています。

そら豆の栄養

そら豆の栄養の1つにカリウムがあり、筋肉を正常に動かし、血圧を下げる効果があります。

たんぱく質が多く含まれ、人間の筋肉、内臓、皮膚などを作る栄養として不可欠。またビタミンCが含まれ、風邪の予防・肌荒れ改善・免疫力向上などに効果的です。

そら豆の選び方

そら豆を選ぶときは皮の色が均一でツヤがあり、緑色が鮮やかなものを選びましょう。

茶色くなった部分のあるもの、筋の色がくすんでいる場合は避けたほうが無難です。全体的にふっくらとして弾力があるものは、実が詰まっているので目安にするとよいでしょう。

そら豆はどのくらい日持ちする?賞味期限は2〜3日!

そら豆の賞味期限は2〜3日と短めです。使う分だけ取り分けたら、そら豆の性質に合った冷蔵・冷凍保存しましょう。

そら豆の保存方法

そら豆に適した保存法を、冷蔵・冷凍に分けてお伝えします。最後までそら豆を賢く使い切る方法を試してみてください。

そら豆の冷蔵保存方法

そら豆はサヤつきのままビニール袋に入れて野菜室で保存します。サヤから取り出されてものは傷みが早いので、できるだけ当日食すほうがよいでしょう。

消費期限の目安(※問題なく食べられる期間):2〜3日

そら豆の冷凍保存方法

①生のまま保存

サヤから取り出し薄皮はつけたままにし、黒い部分に切れ目を入れておきます。重ならないようにジッパー付き保存バックで冷凍します。

消費期限の目安:1ヶ月

②固ゆでして保存

サヤから取り出し薄皮はつけたままにし、黒い部分に切れ目を入れて固ゆでします。冷ましてから小分けにしてラップに包み、さらにジッパー付き保存バックで冷凍します。

消費期限の目安:1ヶ月

そら豆の茹で方

①サヤから取り出し薄皮はつけたままにし、黒い部分に切れ目を入れます。
②鍋に水と塩を入れ沸騰させます。(水500mlに対して、小さじ2程度の塩)
③②が沸騰してきたら、そら豆を入れます。
③1分30秒程度でお湯から上げます。
④すぐに冷水で冷やし、10秒ほどで上げて皿に盛ります。

固めは1分、標準は2分が目安となります。
冷凍する場合は1分30秒の固ゆでをするのがよいでしょう。

保存の注意点

そら豆はデリケートな野菜のため、温度管理が大切で常温保存には向きません。ビニール袋に入れて空気が入らないようにし、野菜室に入れるのがベストです。

ワンポイントアドバイス

冷凍してもそら豆同士はくっつかないのでとても便利。料理の彩りや、お弁当のおかずに少量使いたい時に役立ちます。

そら豆を使った5つのレシピ

そら豆と厚揚げのガッパオ

そら豆と大豆の栄養たっぷりの一品

【材料】3人分 調理時間15分
そら豆 20粒
厚揚げ 1枚
豚ひき肉 100g
パプリカ(赤・黄) 1/4個
バジルの葉(なくても可) 20枚
サラダ油大さじ1/2
オイスターソース 大さじ1
★オイスターソース 大さじ1
★ナンプラー 小さじ1
★はちみつ 小さじ1/2
ごはん 適量
目玉焼き 適量

【作り方】
①そら豆は茹でてサヤと薄皮を取り除いて半分に、パプリカは小さめにカットしておきます。
②厚揚げは手で食べやすいようにちぎっておきます。
③フライパンにサラダ油を入れて火にかけ豚ひき肉を入れて炒めていきます。
④豚ひき肉の色が変わったら厚揚げを加えて炒め火を通し、オイスターソースを加えてさらに炒めます。
⑤④にそら豆を加えて火が通ったら、パプリカと★を加えて味を整えます。
⑥⑤の火を止めてバジルの葉を手でちぎって加えさっくりと混ぜ合わせます。
⑦器にごはん、目玉焼きを盛り、⑤をのせて出来上がりです。

そら豆とニンジンと桜えびのかき揚げ

彩りもきれいな3色かき揚げ

【材料】4人分 調理時間15分

そら豆 10個
ニンジン 50g
ニンジンの葉(三つ葉などでも可) 20g
桜海老 大さじ5
天ぷら粉 70g
水 110cc

【作り方】
①そら豆は茹でてサヤと薄皮を取り除き、ニンジンは千切り、ニンジンの葉は3cm幅に切っておきます。
②ボウルに①を入れて天ぷら粉(分量外)を軽く入れてまぶしておきます。
③②とは別のボウルに水と天ぷら粉を入れて混ぜ合わせ、氷(分量外)を2、3個入れて冷やします。
④③に②を入れて軽く混ぜスプーンですくい、170℃の油で揚げて油を切ったら出来上がりです。

そら豆のトルティージャ

スペイン風の厚焼きオムレツの主役レシピ

【材料】4人分 調理時間20分
そら豆 150g
玉ねぎ 1個
パプリカ 1/2個
生ハム(ベーコンでも可) 40g
卵 4個
塩 小さじ1/3
オリーブオイル 大さじ2
塩 少々
コショウ 少々

【作り方】
①そら豆は茹でてサヤと薄皮を取り除き、玉ねぎは薄切り、パプリカと生ハムは1cm角にカット
②フライパンにオリーブオイルを入れて火にかけ、玉ねぎ、バプリカの順に炒めます。
③②に色が鮮やかになってきたら塩とコショウで味を整え一旦皿にあげます。
④ボウルに卵を溶いて塩を加え、そら豆、パプリカ、玉ねぎ、生ハムを入れて混ぜ合わせます。
⑤オリーブオイルをフライパンに入れてから火にかけ、④を入れて軽く混ぜていきます。
⑥⑤が焼けたら中火のまま1分おいて、裏返して中火で1分焼いていきます。
⑦⑥を放射線状にカットして皿に盛って出来上がりです。

魚介とソラマメのトマトリングイネ

香ばしいトマトソースとそら豆の相性は抜群

【材料】4人分 調理時間50分
玉ねぎ 1個
あさり 200g
エビ 12尾
そら豆 20個
白ワイン 70cc
塩 適宜
リングイネ 320g
完熟トマト(トマト缶でも可)6個
にんにく 3かけ
バジルの葉 4枚
赤唐辛子 大さじ1
オリーブオイル 大さじ2
塩 大さじ1
ブラウンシュガー(砂糖でも可)大さじ1

【作り方】
①そら豆は茹でてサヤと薄皮を取り除き、玉ねぎは薄切りにします。
②トマトは乱切り、にんにく、バジルはみじん切りします。
③海老は背わたを楊枝で抜き取理、アサリは砂抜きして洗っておきます。
④オリーブオイルとにんにくをフライパンに入れてから火にかけ炒めていきます。
⑤④の香りがたったら赤唐辛子を加えて炒め、トマトを入れて潰しながら煮詰めます。
⑥量が半分になったら塩とブラウンシュガーを入れて味を整えて火を止めます。
⑦沸騰した湯(分量外)に塩(分量外)を入れてリングイネを茹で、表示時間よりも1分短くザルにあげます。
⑧フライパンにオリーブオイルを入れて火にかけ、エビとあさりとワインを加えて火を通し一旦皿に取り出します。
⑨フライパンを軽く拭きオリーブオイルを入れて火にかけ、そら豆を炒めて塩を振り、リングイネと⑤を半分入れて混ぜます。
⑩⑨に⑥と材料を全て入れて混ぜ合わせ、器に盛ったら出来上がりです。

そら豆とジャガイモのコロッケ

おつまみにもお弁当のおかずにもぴったり

【材料】6個分 調理時間20分
そら豆 20粒
ジャガイモ 2個
玉ねぎ 1個
ひき肉 100g
バター 10g
小麦粉 大さじ2
卵 1個
★塩 少々
★コショウ 少々
★カレー粉 小さじ1/2
パン粉 適量
サラダ油 適量
しょうゆ 小さじ1

【作り方】
①ジャガイモは洗ってラップに包み500wのレンジで5分加熱して蒸しておきます。
②そら豆は茹でてサヤと薄皮を取り除き、玉ねぎはみじん切りにしときます。
③フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、玉ねぎを炒めて柔らかくなったらひき肉を入れて炒めます。
④③のひき肉の色が変わったら★を加えて炒め、全体がなじんだら火を止めてバターとしょうゆを入れて混ぜます。
⑤ボウルにジャガイモとそら豆を入れてマッシュして④を加えてよく混ぜ、6等分して形を整えます。
⑥⑤に小麦粉、卵、パン粉と順番につけ、170℃に熱した油できつね色になるまで上げたら出来上がりです。

まとめ

そら豆の冷蔵・冷凍の保存方法とレシピを紹介しました。上手に保存すれば長持ちして、さまざまな料理に使えて便利です。そら豆を最後までしっかり使い切るために、できるところから始めてみましょう。