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乾麺の賞味期限と冷凍・冷蔵保存方法と5つのレシピを管理栄養士が解説♪

皆様は主食でなにがお好きですか?ご飯にパン、うどんやそばなどの麺類……。私の家では麺好きが多いので、しょっちゅう食事のメニューに麺が採用されます。

我が家の長男がとにかく麺が大好きなので、乾麺を常備しておかないと大変なことになるのです。お米じゃなくて麺を食べたいとせがまれ、乾麺を茹でて食べさせるというパターンが週に何度もあるので、乾麺は切らすことができません。

麺は子供だけではなく大人も好きな人が多いですよね。胃腸の具合が悪いときや二日酔いのときなど、うどんやそばを食べたくなりますね。そんなときは乾麺があれば、ささっと用意できちゃいます。

日持ちもかなりするので常備しておくべき食材のナンバーワンといっても過言ではないのではないでしょうか。そこでこの記事では、便利食材乾麺の消費期限や保存方法についてご紹介します。

麺別のおすすめメニューもいくつかお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

乾麺はどれぐらい日持ちする?食品庫や冷暗所に置けば約3年!

雨が続いたり、体調が悪くて買い物に行けないとき、重宝するのが乾麺です。これが家にあるとないとじゃメニューに差がでます。

主食を手軽に用意できてなおかつ長期保存が利くので、常備しておくことを強くおすすめしたい食品です。乾麺は種類が豊富なのも良いところですよね。うどんやそば、そうめんにパスタ、中華麺……和洋中の麺類をさっと作ることができます。

乾麺保存方法

常温の場合

乾麺の保存場所は、冷蔵庫や冷凍庫は適していません。必ず食品庫や湿気がなく直射日光を受けない冷暗所にて保存するようにしましょう。消費期限は2、3年。

未開封も開封後も同じ保存場所で大丈夫です。開封した後の保存方法は、開いた部分を折り曲げて密閉し、輪ゴムなどで留めること。ジップロックやキッチン袋を利用して、密閉するのもおすすめです。

乾麺の注意点

乾麺は日持ちもするし常備するととても重宝する食材です。しかし、ひとつだけ注意点があります。それは匂いが移りやすこと。匂いの強い商品、化粧品や石鹸、芳香剤などの近くには置かないようにしましょう。

いくら日持ちするとはいえ、ずっと閉まっているのはちょっと注意が必要です。なぜならあることをすっかり忘れてしまう可能性が。

使いかけのものは、普段から目に届くところにおいておくことで、忘れ防止に繋がりますので置き場所を検討するようにしましょう。

乾麺を使った5つのメニュー

なめこおろしうどん

身体に優しいうどんです。風邪気味のときや胃腸の調子が悪いときなどにおすすめですよ。

【材料】
・乾麺(うどん)2人前
・なめこ1袋
・ネギ5cmぐらい
・大根10cmぐらい
・お好みのうどんつゆ(めんつゆなど)600ml

↓作り方↓
①鍋にたっぷりのお湯を沸かし乾麺のうどんを茹でます。
②大根の皮を剥いた後、おろし器でおろしましょう。
③ネギをみじん切りにします。
④別の鍋かフライパンにめんつゆを入れて沸かします。
⑤なめこを水でさっと洗います。
⑥めんつゆの中に、なめこと大根おろしを入れます。
⑤軽くかき回しながら3分ほど煮ます。
⑥丼にめんつゆを入れましょう。
⑦茹で上がったうどんを丼に入れます。
⑧うどんの上にネギを乗せたらできあがりです。
※具の量はお好みに合わせて調節ください。
私は大根おろしが好きなのでたっぷり入れています。

温玉そば

 

定番のおそばです。つゆが染みた油揚げが絶品。

【材料】
・乾麺(そば)2人前
・かまぼこ4~6枚※お好きな厚さに切ったもの
・油揚げ1枚
・ワカメ大さじ2
・天かす大さじ2
・ネギ5cm
・温泉たまご2個
・お好みのそばつゆ(めんつゆなど)600ml

↓作り方↓
①鍋にたっぷりのお湯を沸かし乾麺のそばを茹でます。
②油揚げをさっと湯に通して油を抜きます。
③キッチンペーパーで余分な水分を拭き取ったら、油揚げを横半分に切ってから1cmの長さに切りましょう。
④ワカメは食べやすい大きさに切っておきます。(乾燥わかめを使用する場合はお湯に浸して戻しておく)
⑤鍋かフライパンにそばつゆを入れて火にかけます。
⑥油揚げを入れてひと煮たちさせましょう。
⑦丼にそばつゆを入れて、茹で上がったそばも入れます。
⑧ワカメ、みじん切りしたネギ、かまぼこ、天かすを乗せます。
⑨最後に真ん中に温泉たまごを落としたらできあがりです。
※具の量はお好みに合わせて調節ください。

ソース焼きそば

お好み焼きソースを使った焼きそば。屋台っぽい味が魅力です。

【材料】
・乾麺(中華麺)2人前
・カット野菜1袋(もやしやキャベツ、にんじん、きのこなどが入っているもの)
・豚肉(バラやこま)100g
・お好み焼きのソース適量
・かつお節少々
・青のり少々
・紅しょうが少々

↓作り方↓
①鍋にたっぷりのお湯を沸かし乾麺の中華麺を茹でます。
②茹でたら冷水にさらして水気をよく切りましょう。
③フライパンで油を熱し、豚肉を炒めていきます。
④肉に8割がた火が通ったらカット野菜を入れましょう。
⑤野菜がしんなりしてきたら、中華麺を入れます。
⑥フタをして弱火にし、5分ほど蒸し焼きにします。
⑥お好み焼きソースを加え、よく絡めながら炒めましょう。
⑦お皿に盛り、かつお節、紅ショウガ、青のりをお好みで乗せたら完成です。

ナポリタンスパゲティ

子供も大人も大好きなスパゲティの定番です。

【材料】
・パスタ2人前(200g)
・ウィンナー6本
・ピーマン1個
・玉ねぎ1個
・しめじ1/4個
・ケチャップ100g
・ウスターソース大さじ2
・オリーブオイル適量
・塩適量
・バター10g
・粉チーズ適量

↓作り方↓
①鍋にたっぷりのお湯を沸かし塩をひとつまみ入れてパスタを茹でます。
②ウィンナーを斜め切りにします。
③ピーマンのワタをとり、細切りにしましょう。
④しめじは石づきをきり、小房に分けます。
⑤茹で上がったパスタをザルにあけ、水気を切ります。
⑥オリーブオイルを大さじ1ほどかけてパスタに絡めてください。
⑦フライパンにバターを熱し、玉ねぎ、ウィンナー、ピーマン、しめじを炒めます。
⑧具材に火が通ったら、パスタを加えてよく混ぜ合わせましょう。(2、3分)
⑨ケチャップとウスターソースを加えて、さらによく炒め合わせます。
⑩パスタとソースがよく絡んだらお皿に盛りつけします。
⑪仕上げにお好みで粉チーズを振りかけたらできあがりです。

トマトとツナのそうめん

食欲のないときでもさっぱりいただけます♪

【材料】
・乾麺(そうめん)2人前
・トマト3つ
・ツナ缶1つ
・冷凍コーン大さじ2
・大葉2枚
・めんつゆ大さじ4
・ごま油小さじ1
・コチュジャン小さじ1
・白ごま適量
・刻みのり適量

↓作り方↓
①鍋にたっぷりのお湯を沸かし乾麺のそうめんを茹でます。
②トマトを食べやすい大きさ、一口大などに切ります。
③冷凍コーンをレンジで加熱しておきます。
④大葉をみじん切りにします。
⑤ツナ缶の汁を切っておきましょう。
⑥調味料のめんつゆとごま油、コチュジャンを、白ごまをよく混ぜ合わせておきます。
⑦茹で上がったそうめんを冷水でしめたらお皿に盛りつけます。
⑧作ったタレをそうめんにかけて、刻み海苔をちらしたらできあがりです。

ワンポイントアドバイス

乾麺と一緒によく使う食材は、海苔やかつお節、乾燥ワカメ、油揚げなどです。どれも保存が利く(油揚げは冷凍保存)ので、一緒にストックしておくと便利ですよ。

『うどんだけ』『そばだけ』ではなく、色々な種類の乾麺を常備しておくことで、メニューの幅が広がります。お買い得なときにでもまとめて買っておくのがおすすめですよ。

まとめ

乾麺を上手に活用することで、食費を減らせることも可能です。消費期限が長いうえに、コストパフォーマンスも優れている乾麺は間違いなくどの家庭の味方になってくれます。

乾麺のレシピは無限です。そば、うどん、パスタ……ありとあらゆる麺のメニューを作ることが可能なのです。便利食材の乾麺を活用してくださいね。